西森脩斗「まずは戦う気持ちだったり、1対1の球際で負けないところだったり。勝ちたいって気持ちだったりとかは次の試合からでも、次の一瞬からでも変えていけるところ」【U-18プリンスリーグvs藤枝明誠高校戦】試合後の選手コメント

2023年05月09日 12時00分　
カテゴリ： 若鯱通信 • ★無料記事
タグ : 西森脩斗

■高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 東海 第6節
5月6日（土）名古屋グランパスU-18 0-5 藤枝明誠高校（13:00KICK OFF/トヨタスポーツセンター第二G人工芝）
―――――――――

○西森脩斗選手
Q:2試合連続での厳しい結果、連敗となりました。まずは現状をどうとらえていますか。
「自分はその連敗している中でずっと出場してきて、自分たちは負け続けている中でも常にチャレンジしようってことを心がけています。今日チャレンジできる部分はチャレンジできたし、だけど相手の方がレベルは上回っていたので、あとは変えてくしかないかなっていうのが率直な意見です」

Q:その点では何が大切だとここ2試合で感じていますか。
「テクニックだったりとかはそんなにすぐ意識して変わるものじゃないので、まずは戦う気持ちだったり、1対1の球際で負けないところだったり。勝ちたいって気持ちだったりとかは次の試合からでも、次の一瞬からでも変えていけるところなので、そこはこだわってやっていきたいです。自分たちがこれでいいかな、っていうレベルでも現状は負けているので、そこはもっと突き詰めてやっていかないと勝利は見えてこないかなって思います」

Q:ご自身としては次へ向け、どんなことをやっていきたいですか。
「自分は今日は途中からボランチでしたけど、本来はフォワードの選手なので。得点にこだわるところだったり、自分は明日(5月7日)のプレミアリーグにもメンバー入りするので、今日の悔しさを明日晴らせるように、いい準備していきたいなと思います」

Q:FWをやっている時間帯では惜しいチャンスもありました。
「そうですね、ここ数試合は自分のところにも何本かチャンスはきている中で、決めきれずに相手に流れを持って行かれるシーンが多くあって。そこをフォワードとして決められるか、決められないかが、上に行くか行かないかの差になってくると思うので。そこは練習でのシュート1本、1本から大切にしてやっていきたいです」

Q:最初にFWをやっている時に、前から行くけど、後ろにスペースが空いてしまっていて、そこを使われるようなことが多かったと思います。あそこはまずは行く、という感じでやっていたのですか。
「前で取るっていうチャレンジをしている中で、コミュニケーション不足だったりでついてこられてないところがあるので。そこで前から行くのは変えずに、あとはコミュニケーションをとって、どう後ろがついてこられるかってところに挑戦しています」

Q:ボランチに入ってからはそのスペースが担当になったわけですが。
「自分がボランチに入ってからはもうビハインドの状況だったので、ボランチのところも前から行って、空いたスペースはセンターバックにカバーしてっていう声をかけていたので。そうやって解決しようとしたんですけど、なかなか難しいってところもありました。それも練習からコミュニケーション取ってやっていけたらなって思ってます」

Q:相手が長いボールも使って、空中戦も割と劣勢のところもあり、そういう部分でも苦しいところはあったと思います。自分たちのやり方としては、どう対抗していったのでしょうか。
「相手が蹴ってくる、相手もその高さを生かしてくるって中では、まずは前から行って蹴らせないってことは大事です。空中戦で負けるってところまでは仕方がないと思うんですけど、そのあとのセカンドボールを拾う速さだったり、そこの球際が今日はやっぱり相手に上回られていたので。そこの気持ちは次から変えていけるので、変えていきます」

Q:攻撃でも守備でも追いかける展開が続きました。メンタル的にもきつい中、キャプテンマークを巻いている選手としては、どう発信しながら戦っていましたか。
「我慢の時間が終始続きましたけど、まずは前から行って、ボールを取って、１点いこうよっていう声かけは常にして。そこでみんなを奮い立たせて、何とか味方の活力に自分の声がけがなったらなっていう気持ちで声をかけていました」

Q:もっと失点していたかもしれない、自分たちはなかなか得点チャンスが作れない、の展開の中で何かもうひとつ変えられるとしたら、どんなところがあったと思いますか。
「最後の方は相手も疲れてきていた中で、自分たちがもうひとつギア上げて、例えばカウンターで前に出ていけたら得点チャンスは作れたかもしれないです。その部分は技術じゃないので、次からでもすぐに変えていけるし、気持ちの部分は次の試合も見せていかなきゃいけないなっていうのは感じました」

reported by 今井雄一朗