内田康介「自分はロングシュートとか、ミドルシュートを持っている。もっと貪欲にゴールを狙っていきたい」【U-18プレミアWESTvs大津高戦】試合後の選手コメント

2023年04月25日 14時38分　
カテゴリ： 若鯱通信 • ★無料記事
タグ : 内田康介

■高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 WEST 第4節
4月23日（日）名古屋グランパスU-18 2-2 大津高校（11:00KICK OFF/トヨタスポーツセンター）
得点者：13分 那須奏輔（名古屋）、70分杉浦駿吾（名古屋）、57分 稲田翼（大津）、90+1分 碇明日麻（大津）
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〇内田康介選手

Q:序盤は良い立ち上がりで先制点も取れましたが、徐々に相手が押し返してきました。この試合の流れはどう感じながらプレーしていましたか。
「やっぱり相手はセットプレーとかを脅威にしてきているチームなので、そこで自分たちはコーナーキックやロングスローを与えないように、なるべく守備をしてきたんですけど。でも自分たちが疲れてきた時に、そういうコーナーキックやスローインを与えることが多くて。そこから相手に攻撃のチャンスを作られて、失点しちゃったな、というのはあります」

Q:空中戦もそうですが、セカンドボールがなかなか拾えなかったところも、おそらく試合を通して問題だったと思います。あのあたりはボランチとしてどう感じていましたか。
「セカンドボールを拾うのはやっぱりボランチの必要な要素なので。もっとそこは自分と、一緒にやってる(野田)愛斗とか、(佐藤)俊哉はもっと拾える力を伸ばしていかないといけないなって思いました」

Q:先制点の場面もそうでしたが、フィードでうまくチャンスは作れていたと思います。狙い通りの攻撃だったと思いますが、ずっとやり続けるという感じにもならなかったんでしょうか。
「自分はキックがひとつの武器なので、そういうところから自分で攻撃のスイッチを入れたり攻撃のチャンスを多く作れるようにするために、そういうロングキックやロングボールの中でも長短をつけて、増やしていきたいと思っています」

Q:今日の相手にはサイドにふたをされていて、やはりゲームを進めていく中で、ゲームメイクに苦労したところもあるのでは。
「まあ、そうですね。サイドには両方、相手のサイドバックがしっかりついてたので、自分は左サイドで2列目から飛び出して、なるべく2対1とか作って、数的優位を作って崩そうかなと思ったんですけど、そこもなかなかうまくいかなかったです。もっと練習して、そういうところは高めていかないといけないと思います」

Q:試合が相手のペースに持っていかれた部分では、一番はどこの要素を強く感じましたか。
「2失点目なんかは自分たちがボールをフリーで持っている中でも、1本のロングボールを相手の狙っているとこに蹴ってしまって。そこで拾われて失点しているので、そこは焦れずに、もっと自分たちでボールを持てるところを持ってという感じで、もっとタイミングを自分たちでもっと持って、ロングボールは入れるようにすると良かったです」

Q:得点はふたつともフィードというか、速い展開からのものでしたが、それ以外の攻撃であるとか、後半の苦しい中でどう打開しようと思っていましたか。
「相手は中央がけっこう空いてたので、センターバックからなるべく中央を攻めて、そこでチャンスをつくって中央に集めてからサイドに振ったりして。そこからもチャンスを作れることがありました。中央から攻めたり、そこで締められたらサイドは(鈴木)陽人とか、右サイドには(石橋)郁弥とか、武器を持っている選手がいるので。そういう感じで仕掛けていければいいなって思ってました」

Q:連勝は止まりましたが、負けてはいません。今日の結果であるとか、ここまでの流れが一度止まったこの状況を、今はどう受け止めていますか。
「やっぱり3連勝していた中でそのまま4連勝すれば、よりチームも勢いがついたと思いますけど、来週はプレミアリーグの試合がないので、この1週間でまた自分たちのやりたいサッカーというのを突き詰めて、再来週に向けて、次の試合に向けて、自分たちを整えていきたいと思ってます」

Q:その「やりたいこと」の中で、今日うまく出せなかったところというと？
「自分たちは前線からプレスをかけていく、そして連動した守備でボールを奪うっていうのが、目指すサッカーなので。今日の守備の面では相手のサイドバックとか、センターバックとかがキックで1発狙ってきている中で、そこを簡単に蹴らせてしまったりしていました。そこで起点を作られたりしているので、もっと自分たちはアグレッシブに前からかけて、蹴らせないぐらいの勢いで。自分とか、センターバックの選手がもっと押し出していかなきゃいけないと思いました」

Q:最終的には追いつかれましたが、先制して、突き放すところまできているというところでは、やはりすごく強さを出せていると思います。今の自分たちの試合の状況を変える、ひっくり返す、そういう強みを出せてるって部分の手応えはどうですか。
「最初のサンフレッチェ戦から逆転したりとか、前節のジュビロ戦では苦しい中で、もう1点取り返して、突き放せたところというのは、自分たちにとってすごく強みになってる部分だと思います。今日のようにこうして追いつかれた中でも、しっかり立て直して、もう1回突き放せる力を身につけていきたいと思います」

Q:その中で自分はもっと、どういうプレーをしたいと思いますか。このスタイルであるとか、今年のチームの中で。
「自分はロングシュートとか、ミドルシュートというのは持っているものなので。今日も一回、最後のところで一回振り抜けば、もしかしたら入ったかもしれないシーンもありました。そこはもっと貪欲にゴールを狙っていきたいと思います」

reported by 今井雄一朗