那須奏輔「今日は本当に一人ひとりがやらなきゃいけない、という気持ちもあって、途中から入った選手たちも臆することなく自分の色を出していたと思います」【U-18プレミアWESTvs磐田戦】試合後の選手コメント
■高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 WEST 第3節
4月16日(日)ジュビロ磐田U-18 0-2 名古屋グランパスU-18(13:00KICK OFF/磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場)
得点者:19分大田湊真(名古屋)84分 八色真人(名古屋)
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〇那須奏輔選手
Q:チームは開幕3連勝で手応えも強いと思います。その前線で身体を張り、強度を出せている手応えもあると思いますが。
「FWをやっているので、やっぱりゴールが欲しいんですけど、なかなか…。今日は1アシストできて、それは良かったんですけど、まだまだゴールを奪いきる能力だったり、90分フルで背後を取り続けることだったり、プレスをかけ続けることはまだまだできていないので。そこを徐々にできるようにしていきたいです」
Q:苦しい展開もあり、自分たちの流れもありましたが、やはり苦しい展開の時間が多かったと思います。その中で自分がやるべきことは何を考えていましたか。
「途中から自分も足がつりかけて、そこで(杉浦)駿吾が頑張ってくれて。だから駿吾が足をつって交代した時に、本当に自分も、自分がやらなきゃダメだなって思いました。そこで前から相手の嫌がることというか、プレスかけに行ったり、カウンターになったら自分が攻撃に行くことを意識してやってました」
Q:このチームにはすごく強度が必要で、その部分へのプラスアルファというか、自分が今やらなければいけないことはどんな部分だと考えていますか。
「今日の試合なんかは背後というより、駿吾が背後を取ってくれていた分、相手のアンカーの脇だったりに顔を出し続けて、そこから自分の持ち味でもあるアイデアを活かして、前に出て行く回数をもっと多くしていきたかったです」
Q:苦しい展開の中でもセットプレーで得点が取れたり、終盤で追加点が取れたりと、チームには勝負強さが良く出ていますね。
「いつも(鈴木)陽人と(貴田)遼河が引っ張ってくれて、それに乗っかっている、というのは言い方が悪いですけど、そんな感じだったんです。今日は本当に一人ひとりがやらなきゃいけない、という気持ちもあって、途中から入った選手たちも臆することなく自分の色を出していたと思います。そういう部分、そういう選手に負けないように、自分たちもやらなきゃいけないと思うので。スタメンで出ていても、ベンチの選手からの刺激を自分は感じます」
Q:自分が得点を取っていくためには、どういう動きやプレーが必要かというと?
「もっと自分で仕掛けることだったり、これまで通りに得点が取れる場所に走って、パスが出てこなくてもそれを続けていくことが大事かなって思っています」
Q:3試合9得点とチームは順調に得点を重ねています。その状況はFWである自分をどのような気持ちにしてくれますか。
「でも、あんまりゴール、ゴールと意識しちゃうと、視野が狭まって良い判断ができないので。チームの勝利を優先して味方にパスすることもあるし、先ほども言ったんですけど、得点を取れるところに自分は仲間を信じて走る。そこに走るだけなので。その回数を上げて、やっていくしかないなって思います」
Q:今シーズンのプレミアリーグは素晴らしいシーズンの入り方となりましたね。
「本当に後ろの選手たちがやられる気がしないというか、失点するような不安も自分が前から見ていてあまりないし、だからこそどれだけ自分たちが攻撃で得点を取るかにかかっていると思います。今日とかは陽人や遼河がいない中では、本当に自分が攻撃を牽引するしかなかったので。そういう責任感が今日は出ました。自分はとにかく、点取りたいっす(笑)」
Q:3連勝は素晴らしいです。チームのポテンシャルの高さを感じたりしますか。
「まだまだ攻撃の速さを出せるところだったり、すぐにボールを失ってしまうところもあるので。そこは自分たちが中学3年間でポゼッションをやってきたので、そこを活かしながら速さに緩急っていう部分もつけられるようになってくると、もっと相手は嫌がると思います。90分間プレスをかけ続けるチームはないと思うので、そこで90分フルでプレッシャーをかけ続けられるチームになりたいです」