【赤鯱短信】存在感を増し続ける背番号5。長澤和輝の復調に、チームは新たなオプションを得る。
シーズンを棒に振るような重傷だったのだから、当たり前ではあるのだが、それだけに長澤和輝の復活ぶりはチームにとってとても大きな“補強”になっている。中盤では山田陸が徐々に本領発揮という段階にあり、米本拓司と稲垣祥の鉄板コンビに割って入らんとする状況ではあるが、稲垣と同期のセントラルMFのパフォーマンスがこのところ好調だ。ルヴァンカップの広島戦を終えるといよいよ今季初の連戦スケジュールが始まるが、その対策としても背番号5の存在感は力強いことこの上ない。
「膝の状態も良くなってきて、試合にも絡み出したことでコンディションも上がってきています」。ルヴァンカップ前節の神戸戦でもその活躍ぶりはチームに彩りを与えていたが、やはり試合をしてこそ選手の状態は上がってくるもの。右膝の状態はまだ万全とは言えないが、負傷の要因のひとつに過伸展があったことを考えれば、膝周りの筋肉の補強なども含めて慎重な調整が必要なのは間違いない。とはいえトレーニングでは良いサイドチェンジや背後に落とすフィードも躊躇なく蹴れている印象であり、一つひとつのプレーに集中力を絶やさないことも予防のひとつにはなってくるだろう。
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