赤鯱新報

【名古屋vsFC東京】レビュー:数字的には“凡戦”。課題を含めて得るものも多い勝点1が、名古屋に次の成長を促す。

■明治安田生命J1リーグ 第5節
3月18日(土)名古屋 0-0 FC東京(14:03KICK OFF/豊田ス/33,139人)
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産みの苦しみ、あるいは慣れの怖さなのかもしれない。間違いなく闘い合った90分ながら、両チーム合わせて12本のシュートしか生まれず、枠内シュートは1本のみ。決定機を仕留めていればという展開でも、攻撃面に迫力を感じる試合とは言い難いところも多分にあった。守備のクオリティも実際の挙動も良かったチーム同士のマッチアップだけに、なおのこと攻撃の質が問われたことは間違いなく、双方が各々のタレントを活用できなかったのは結果と数字が示している。それでも、名古屋の方に勝機はあったと見るべき試合であり、勝てなかった要因にはもっと複雑なものが横たわっている気もする。

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