赤鯱新報

【名古屋vsFC東京】プレビュー:桜のつぼみがごとく、膨らみ続けるチームへの期待感。名古屋のスタイルはここで、真の開花なるか。

■明治安田生命J1リーグ 第5節
3月18日(土)名古屋vsFC東京(14:00KICK OFF/豊田ス)
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今が調子に乗り時である。能天気に楽観視しろということではなく、開花の時が来ていると思うのだ。折しも全国で桜の花が咲き始めている中、ひとつ、ふたつと増えていく花びらのように、名古屋のサッカーは花開きつつある。桜は咲いたら散ってしまうが、その後は青々として悠然たる姿に代わる。文字通り最初は華々しく、そして安定感ある強者の闘いができるチームへと変わっていけば、また次の開花の時も来る。2年目にしてようやく真骨頂を見せ始めた名古屋は、ここでできるだけ多くの花を咲かせ、その威容を示しておきたいところだ。シーズンを通して成長し続けるのが理想でも、その速度や幅、伸び率にはやはり差が生じるもの。今はその期待値が大きく感じられる時だけに、この機は逃したくない。

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