赤鯱新報

充実しているからこそ簡潔に見える90分間。次節への準備に笑顔も多く。「グランパスのゴールキーパーがどういうことを求められるかということをしっかりクリアにして、求められるプレーをできたら」(杉本大地)【3/15練習レポート】

長澤和輝のリズムはボランチのメンバーたちの中でも独特なものがある。攻守両面での球際の強さも。

簡潔に見えるのは、やるべきことがはっきりしているからに違いなかった。日曜日の柏戦からリカバリー、オフを挟んで立ち上げとなった水曜日のトレーニングは、普段より1日準備期間が少ない形にもなったが故に、公開練習ながら少しばかりの戦術練習も目にすることができた。それほど具体的なものではなく、FC東京を相手にした時の簡単なケーススタディが主である。それ以外は通常の立ち上げにやや負荷を足したぐらいのもので、時間も1時間半ほどと長くはなかった。あれもこれもやるべきことがある、という状況ではこうはいかない。その点でも、名古屋は良い状態にあり、しっかりと焦点を絞った練習が行なえているということの証左でもあった。

(残り 2005文字/全文: 2420文字)

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