赤鯱新報

勝っているからこその順調な準備、心身の充実を感じる戦術練習への取り組み方。「失敗を恐れずに全員がチャレンジしたいし、ミスが起きてもみんなでカバーというメンタリティは全員が持っている」(和泉竜司)【3/1練習レポート】

ちょっとしたセルフジャッジでチームの足が止まったが、ユンカーだけはそのままプレーを続けた。その抜け目なさ、集中力の高さはさすが。

少しずつ今季のルーティーンが見えてきた開幕3週目の試合3日前練習では、具体性をもった相手とのマッチアップとともに、やはり厳しさをもって日々のトレーニングを消化していくチームの意思が見て取れた。次週からはルヴァンカップとの兼ね合いが始まるが、だからこそ今はしっかりと身体を鍛え、全力の競争にその身を置くべき。ポジションを渡すまいとする主力と、与えられたチャンスをものにしようと懸命な選手たちのせめぎ合いは、試合を想定するための強度や迫力のある練習を実現し、本番での彼らを大いに助ける。

(残り 2089文字/全文: 2463文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4 5
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ