【赤鯱短信】ユンカーのシューティングメンタリティ。“成熟期”にある点取り屋の心の内を少しだけ。
ちょっとした疑問があった。キャンプ中に聞いてしまいたかったのだが、なかなかタイミングが合わず、聞けずにいたことを今度こそ、と聞いてみたのである。“キャスパー ユンカーはシュート練習をしない”。正確に言うと、居残りなどで特別にシュート特化の練習をしないのである。2月2日の沖縄二次キャンプ10日目、永井謙佑やマテウス、レオナルドらが若手GKを相手にシュートを打ちこむなか、ボールを抱えて“見学”していた姿が印象的で、「ちょっとおれも一本蹴るか」という素振りすら見せずに仲間たちのシュートの軌道を眺めていた。しないからいけないわけではなく、むしろそれでもチーム随一の決定力を誇るその秘密に、少しでも迫りたかったというわけである。
（残り 2573文字／全文: 2884文字）
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 【名古屋vs京都】プレビュー：質実剛健さに機能美を加えて。連勝への勢いは真の名古屋らしさの発揮から。
- 前の記事 »
- 【赤鯱短信】“重労働”に良い意味での開き直り。森下龍矢が実感する、チームの課題とポテンシャル。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ