赤鯱新報

オールアウトからほとばしる、新たな開幕を迎えるにあたっての充実感。「今シーズンにかける意気込みはクラブとしても大きい。スタートダッシュはすごく重要で、そういった意味でも大事な一戦になってくる」(稲垣祥)【2/15練習レポート】

開幕前最後の公開練習となったこの日。観客席には久々に一般の観覧客も入っての練習が行われた。チームは25分ほどの入念なミーティングを行ない、ピッチへ。重廣卓也やランゲラックが一番乗りの選手だった。

猛練習を経ての開幕を指揮官は選んだ。前週のこのタイミングでも行なったオールアウトを、開幕3日前のタイミングでも敢行。練習後には選手がへたり込むほどの負荷をかけ、チームは2日間の非公開練習での仕上げに向かっていった。
「やり残したことがないようにと」と、長谷川健太監督は笑顔で話したが、この“出しきる”練習もいざ本番を迎えるにあたっては必要なことだったというわけだ。それはいわば、今季の名古屋グランパスがどう戦っていくかの、決意表明にも思えた。

(残り 2180文字/全文: 2566文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4 5 6
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ