【赤鯱短信】“左の翼”に名乗りを上げる2年目ドリブラー。甲田英將の成長がチームに追い風を吹かせる。
「ウイングバックで使える目途が立ってきた」
長谷川健太監督は沖縄キャンプ最終日の練習試合後に、甲田英將を指してそう評した。常日頃から若手のアピールを待っている指揮官は、いつでも厳しい目を向けて彼らの成長を促しているが、一方で“育てるために我慢して使う”とまで温情派の人でもない。ポジションは奪うもので、成長は自発的なもの。その期待を超えてきた選手こそ一流になっていった例を何度も見てきているからだ。
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