赤鯱新報

【赤鯱新報2022オフ特別企画】豊田晃大と振り返る、2022年名古屋グランパス全選手レビュー!!part1

昨年、少なくとも筆者的には大好評だった選手による全選手レビューを今年も敢行します。立て板に水では済まないほどの饒舌さでかなりの話の厚みを出してくれた森下龍矢に続いては、新人ながらもチーム内でのコミュニケーションが多そうに見えた豊田晃大にこの大役を任せてみたく。さすがに森下ほどの分量にはならなかったかもしれませんが、実に興味深い視点、感想を聞くことができたと思っています。オフの軽い読み物として、意外なチームの裏側目線を楽しんでいただければと。

GK 1.ランゲラック
とにかくめちゃくちゃ紳士ですね。常に相手のことを優先している感じがします。話し方とか、接し方とかも常に相手のことを考えていると思うんです。僕はあんまりっていうか、もうほとんど英語は喋れないんですけど、だからわかりやすい単語を並べてくれたり、ゆっくり喋ってくれたり。自分は全然英語わからないですけど、それでもわかるように話してくれるので、優しいなって思います。今季、一度ミッチがケガした時に、ベンチ外で一緒に試合を見ることがあったんです。港サッカー場での試合で、隣のマンションのベランダから試合を見ていた人がいたんです。それで、ミッチがスペインにいた時は会場の周りはマンションばっかりで、そういう人が常にいたよっていう話をしてくれたり。あとはドルトムントにいた時に、レバンドフスキはどんなことを意識してプレーしていたとか、真剣に教えてくれたりもしました。びっくりしました(笑)。レバンドフスキは、ボールを受けてからシュートを打つまでの時間を重視していて、ゴール前ではその時間を短くしないといけないと。だから自主練習する時も、トラップからシュートの速さを常に意識してやってたよって教えてもらいました。

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