赤鯱新報

小嶋健聖「大学に行って、1年次からチームにかかわって、いち早くこのチームに帰ってきたい」北橋将治「ここグランパスで3年間過ごしてきたことは大きな財産」【U-18プレミアWESTvsG大阪戦】

■高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WEST 第22節
12月4日(日)名古屋グランパスU-18 1-1 ガンバ大阪ユース(13:00KICK OFF/トヨタスポーツセンター)
得点者:41分貴田遼河(名古屋)45分南野遥海(G大阪)
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小嶋健聖
〇小嶋健聖選手
Q:攻めも守りもなかなかはまらない試合だったと思いますが。
「自分としてはやっぱり、相手も降格圏にいるとはいえ、そこを脱出しようということで球際にも本当に厳しくきました。そこで自分たちも前から行こうという話をしていましたが、なかなか行くことができなかったなと感じています」

Q:小嶋選手が置かれた状況をどう感じながらプレーしていましたか。
「自分としては相手のサイドハーフが幅を取ってくる中で、自分のところでの1対1は多くなると思っていました。自分の武器は1対1の守備や攻撃参加にあるので、そこで絶対に負けないという気持ちでやっていました」

Q:前半で1点ずつを取りながら、後半は膠着もしました。どう打開していこうと思ったのでしょうか。
「やっぱり、途中から入ってきた神谷も、遼河も起点を作るのが得意なので、FWにボールが入った時に自分たちが出て行くことを、ボランチでもサイドバックでも出て行けるのが自分たちの武器です。遼河や遠山に入った後には、常に全員が関わるということは考えていました」

Q:もっとシンプルに攻撃を仕掛けてもいいのかなと思いました。攻撃面での選択についてはどういった感想ですか。
「自分もやっぱり“最短最速”というものを掲げてやっている中では、シンプルに遼河につけても良いんじゃないかなと思う場面はありました。でも、それはチームメイトの選択ですし、それを尊重して自分は最善を尽くすという考えでやっていました」

Q:今季がこれで終わり、U-18での3年間も終わりました。ここで得られたものや成長できた部分をどう感じていますか。
「自分はここに来るまでは高校サッカーにあこがれを持っていたんです。高校サッカーで、愛知県でたとえ力が劣るチームであっても自分が上に立ってサッカーをやろうと思っていたこともあるんですが、名古屋に来てからその意識をすべて変えられました。本気でプロになりたい、って思うようになりました。そういった意識の高い選手たちの中で揉まれたことで、明らかに自分は成長できたと感じていますし、プレーの成長もそうですけど、本当にプロになりたいって思えるように自分は変化したのかなって思います」

Q:では、この先の大学でのキャリアでもプロを追い求めていくわけですね。
「はい。大学に行って、1年次からチームにかかわって、いち早くこのチームに帰ってきたいって思っています」

北橋将治
〇北橋将治選手
Q:1-1という結果には、北橋選手の好セーブが締める割合も相当に含まれていると思います。
「そうですね…前半のラストプレーに近いところで決められてしまったので。チーム全体が最後の最後で油断したというか、足が止まった時間帯があったので、そこで自分が促しきれなかったところが招いた結果だと思っています。あの失点がなければチームはもっと勢いに乗れたと思いますし、あの失点がなければ勝てたので。そういったところでまだ自分は全然足りなかったかなと思っています」

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