赤鯱新報

【名古屋vsFC東京】プレビュー:少しでも良いチームへと繰り出す次の一手。試み続けたシーズンは、最後までチャレンジの手を緩めず。

■明治安田生命J1リーグ 第33節
10月29日(土)名古屋vsFC東京(15:00KICK OFF/豊田ス)
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優勝も残留も争うことのないシーズン最終盤において、名古屋はより良き姿を求めてチャレンジに出る。前節から3週間のインターバルが空き、うち2週間を集中したトレーニングに充ててきたチームは配置転換と人員の入れ替えに打開のヒントを探ってきた。「プラスアルファでさらに積み上げていけるようなチャレンジを」。長谷川健太監督はあくまで今季のチームのブラッシュアップを企図し続ける。“来季を見据える”という言葉をこの時期にはよく耳にするが、来季は来季のプランニングがこれから為されていくものだ。すべてを刷新するつもりでもない限りは、その叩き台になるのは今季終了時点のチームである。少しでも好材料の多い試合を実現していこうという試みは、残り2試合となったシーズンに良い締めくくりをもたらす意味でも至極真っ当で建設的だといえる。

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