【クラブニュース】静岡学園高の行徳瑛の来季加入内定が発表に。オンライン記者会見練習レポート。

2022年10月04日 21時52分　
カテゴリ： レポート • クラブニュース
タグ : photo • 行徳瑛

本日10月4日、静岡学園高のセンターバック、行徳瑛の名古屋グランパス来季加入内定が発表された。年代別日本代表にも選ばれ、3年生の今年は静岡学園高のキャプテンも務める逸材の加入には、会見に同席した山口素弘GMも「責任を感じます」と獲得の喜びだけでなく、日本を代表する選手へ育てる責任感を口にするほど。本人も「1年目からＪリーグの試合に絡んでいきたい」と強気で、山口GMも「1年目は身体をつくってとか言いますが、すぐにでも競争のテーブルに乗っかってほしい」とその大きな才能に太鼓判を押した。

お父さんは岐阜の監督などを務め、現役時代はトヨタ自動車でもプレーした行徳浩二さんで、小学生時代は岐阜の若鮎長良でプレーしたということから、行徳本人も名古屋には縁を感じている様子。今季は藤井陽也が台頭したチームのDFラインに、また一人楽しみな選手が加わった。今回はその加入会見の模様をそのままお届けする。

山口素弘ＧＭ
「こんばんは、名古屋グランパスＧＭの山口です。お忙しいところこの加入内定会見にご参加いただきありがとうございます。来シーズン、静岡学園高校の行徳瑛選手の名古屋グランパス加入内定をしたことをお知らせします。プレーの特徴などは皆さんもご存じだと思います。実は、彼が静岡学園中学の在籍時より私の方で注目をしていました。当時からその恵まれた体格というのは一番の目を引くところかなと思いますし、その体格でありながらしっかりとした足元の技術がある。これは静岡学園中学、高校でのトレーニングの賜物かなとは思うところです。中学の頃は当然のことながら、発育途中の段階ではあったので、恵まれら体格を生かしきれないところもありつつ、そのポテンシャルの高さは非常に目を引くものでした。

そして静岡学園高校に入学後は素晴らしい指導のもと、その恵まれた体格が活かされるようになってきたと思います。そのことが我々グランパスからのオファーをしたということになります。彼はいま3年生になってキャプテンをやっていますが、そのキャプテンシーについても中学時代は少し大人しいかなと、少し話をした時にも思ったのですが、ピッチ内、キャプテンになってからはリーダーシップは彼の持って生まれたリーダーの品格を感じています。プレミアリーグの確かセレッソ戦だったと思いますが、静岡学園が退場者を出し、数的不利の状況、そして負けている状況で彼がコーナーキックから得点を奪いました。その時の気迫は今までからすると驚かされるようなものを感じることができました。チームを勝たせるために最後まで諦めない気持ち、ネバーギブアップの精神はやはりグランパスの精神にもつながるところです。是が非でも獲得したいと思いました。

この度、本人がグランパスの加入を選んでくれたことは嬉しく思っていますが、逆にこれだけのポテンシャルを持つ選手を今後どうやって伸ばしていくか、グランパスの中でも中心としてやっていってほしいですし、日本を代表するだけのポテンシャルは持っている選手なので。その責任の重さをひしひしと感じていますが、とにかくスタジアムで早く彼の姿をファミリーの皆さんに見せたいなと思っています。…彼への質問がこの後にあると思いますが、とにかく緊張しているようなので(笑)、皆さんそんなに怖い顔をしないでよろしくお願いします。私からは以上です」

行徳瑛選手
「2023シーズンから加入することになりました、静岡学園高校の行徳瑛です。1日でも早く試合に絡んで、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」

・質疑応答

Q:加入内定の会見に臨んでいる今の心境はいかがですか。
「そうですね、プロというのはずっと目標にしてきた部分であって、その目標に対してグランパスという素晴らしいクラブからオファーをもらって、加入できることをとても嬉しく思っています。それと同時に責任感であったり、そういった立ち居振る舞い、見られ方も変わってくるので。そういうところで信頼のある言動や行動で示せるようにしていきたいです」

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