赤鯱新報

簡潔、しかし指向性の高い練習に見えたチームの決意。「点を取らないと勝てない。後ろも1点かゼロ点でずっと抑えてくれている。そこはしっかりやりたいと思う」(永井謙佑)【9/28練習レポート】

簡単に練習の説明をする長谷川健太監督。漏れ聞こえる声には「オールアウト」の言葉が。

こうした中断期間の活用方法はそれぞれのチーム状況によって異なる。立て直し、リフレッシュ、継続、あるいはテスト、リカバリー。目的は何を目指しているか、何が次の試合に必要なのかという点に左右されるわけだが、名古屋においてのそれはリカバリー、そして継続を目的とした鍛錬ということになった。現状は3試合連続引き分けで、得点は川崎戦の稲垣祥の1得点のみ。多くの決定機をつくりながらもリーグ下位に沈む得点力を何とかしたい、「少し間が空いたので、ゴールを目指すトレーニングもした」とは永井謙佑の証言だが、確かにこの日公開された練習の中にも、3対2という有利な状況を設定し、とにかくゴールへの道筋を見出す作業に要点が置かれた。

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