【神戸vs名古屋】レビュー:アグレッシブに膠着した末の勝点1。評価と課題のバランスは、次の90分への糧となる。
■明治安田生命J1リーグ 第29節
9月10日(土)神戸 0-0 名古屋(19:03KICK OFF/ノエスタ/14,223人)
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この一戦を“難しい戦い”として、そのまま受け止めてしまったような試合だった。得点なしの引き分けは、それがアウェイゲームだったということを差し引けば悪くはない結果だが、互いにミスを重ねた末の痛み分けでは物足りなさも募る。簡単な試合ではなかったうえに、神戸もよく持ち味を出した中では名古屋のしのぐ展開も致し方なしとはいえ、その試合を想定していたわけではなないのだから、不出来の部分に視線は注がれる。責めることはない。だが、褒めるというのも違和感がある。もっとやれたはずだという思いと、なぜそこまでやらせてしまったのかという疑問は、逆に引き分けという結果に納得感も出すから不思議なものだ。
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