【福岡vs名古屋】プレビュー:エースの不在に試されるチームの一体感。堅実さをベースに置き、勝利に執着するべき一戦。
■明治安田生命J1リーグ 第28節
9月3日(土)福岡vs名古屋(19:00KICK OFF/レベスタ)
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“目には目を”ではないが、長谷川健太監督言うところの「ソリッド感」が勝敗を左右する試合になりそうだ。試合前日の午前に発表されたマテウスの左膝内側側副靭帯の損傷は、通常であれば4~6週間はかかる重傷であり、少なくともと前置きせずとも福岡とのアウェイ戦には起用できないことを意味する。「そのスペシャルなプレーを期待することができなくなるぶん、チーム全体でそこを補っていかなければ」と指揮官は言い、淡々とした口調ではあったがチームに対するインパクトの大きさは推し量れた。いわゆる“勝点を持っている選手”の離脱が痛くないはずがない。ここからの名古屋は得点源だけでなく、いかにして勝点を確保していくかという難題とも戦わなければいけなくなった。そこで浮かび上がるのがソリッド、堅実さというキーワードだ。それは福岡の代名詞であり、 勝点と得点をめぐる際どい攻防の成否が、今節を見通す上で欠かせない要素になってくる。
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