赤鯱新報

強度と活気ある練習は、しっかりとした切り替えの証。「攻撃で主導権を握らないと守備の時間も長くなってキツい。止める蹴るのところや立ち位置にもっとこだわってやっていかないと」(仙頭啓矢)【8/30練習レポート】

チームカラー通りの、アグレッシブな週の立ち上げだった。G大阪戦の翌日には大学生との練習試合を行ない、月曜日をオフにして再開したトレーニングでは、淡々としたウォーミングアップからスムーズに強度を上げ、最後はゲーム形式にまで到達している。中6日の日程をフル活用するこのスケジューリングには現状に対する危機感とモチベーション、そして総力戦に持ち込めるだけの戦力づくりの意図が透けて見えた。要するに、まだまだ指揮官はチームを鍛えて強くしようという気持ちに満ちているのである。

コンタクトプレーはほとんどしなかったが、酒井宣福が方向転換を含むダッシュを繰り返せたのは朗報だ。

(残り 2553文字/全文: 2903文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ