赤鯱新報

【名古屋vs浦和】レビュー:結果はまずまず、内容には期待感。戦力拡充の可能性に満ちた1-1の引き分け。

■YBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦
8月3日(水)名古屋 1-1 浦和(19:33KICK OFF/豊田ス/6,179人)
得点者:36’松尾佑介(浦和)59’森下龍矢(名古屋)
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総力戦と覚悟して臨んだ浦和との3連戦のその初戦において、直近のリーグ戦から6名を入れ替えたスクランブル布陣での戦いとしては、望外の結果と内容だったのではないか。チアゴの右センターバック起用、レオ シルバと永木亮太のボランチコンビ、仙頭啓矢と重廣卓也のインサイドハーフの組み合わせ、3-6-1の布陣には新たな試みも多かった。確かに前半は良くなかったかもしれないが、選手交代も合わせて後半の巻き返しを演出したのは札幌戦に続く彼らの新たな顔だ。また勝てなかった、しかし追いつけた。ホーム&アウェイのトーナメント準々決勝においてはアウェイゴールが余分だが、次戦につなぐ結果をもぎとった事実は、“Bプラン”での戦いに大きな付加価値を見出すに十分だった。

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