【シーズン後半戦・真の開幕迫る 赤鯱の期待値・改】part3.DF陣に見たい変化
4名の夏の補強も川崎戦の中止により、名古屋グランパスの後半戦はいまだ開幕せずの感が強い。チーム活動停止からリーグ中断期のまとまったオフを経て、7月21日から全体練習を再開した名古屋は、その間も数名の新型コロナウイルス感染症陽性者を出したことでは慎重に、しかしできうる限りの通常通りのトレーニングを行ない、30日の札幌戦からのリスタートに備えている。今回は新加入選手を加え、また十分な再考の時間を得て迎えるリーグ再開後の戦いについて、各ポジションごとに起こりそうな変化、起こってほしい化学反応について考察してみたいと思う。
3.DF陣に見たい変化
補強という意味では動きがなかったセクションである。開幕当初は手薄感も強かったポジションだが、丸山祐市が復帰し、藤井陽也が成長した今となってはそれほど大きな問題も不安もなく戦っている。新加入として加わった外国籍のチアゴがスタメンを争えていないという状態をどう受け取るかはひとまず置いておくとして、主戦級のセンターバックが4枚いる3バックのチームに、表立って補強が必要だ、不安要素が強いと言わなくてもいい気はする。
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