赤鯱新報

【クラブニュース】新型コロナウイルス感染症の陽性判定相次ぎ、チームは活動停止へ。16日の川崎戦も中止に。

※写真はイメージです

※写真はイメージです

今月8日に選手3名の陽性判定を出して以降、10日にスタッフ1名、11日にスタッフ1名、そして14日に選手1名、スタッフ3名と続いていた新型コロナウイルス感染症のチーム内感染状況だが、その断続的な感染状況を管轄の保健所が鑑みた結果、14日から16日までのチーム活動停止の指導が入る事となった。これにより16日に予定されていたリーグ22節川崎戦に中止が本日11時30分に正式リリース。今季はプレシーズンからコロナ禍に見舞われてきたチームだが、度重なる事態にはただただ不運としか言いようがない。

ここ1~2週間で全国の感染状況はやや増加傾向にあり、愛知県でも感染者数は増えていた折のことではある。チームは水曜日の天皇杯を戦い、帰名して翌日14日のトレーニングを行なおうとしていたところで、保健所からの指導が入り全体トレーニングを中止。チーム活動停止となったことでJリーグの試合実施要項に定めるエントリー要件を満たせず、チェアマンによる試合中止の決定がなされた。

今後は17日以降にスクリーニング検査を順次行ない、陰性の証明が取れた選手、スタッフからトレーニングを再開する予定だが、もともと17日以降は数日のオフが予定されていたこともあり、どのような日程、タイミングでチーム活動再開への手続きが取られていくかは現時点では不明。17日からはE-1選手権へ向けた日本代表合宿も予定されているが、中谷進之介と相馬勇紀の合流状況も気がかりなところだ。とにもかくにも安全第一、適切な対応がなされていくことが最優先であり、うまくこのリーグ中断期間にチーム状態を回復、上向きにしていきたいところではある。

中止試合の日程再調整は今後の協議を経て決定される。観戦チケットなどの取り扱いについても順次発表になっていくので、公式リリースを注視しておいていただきたい。まずはチームの状況が1日でも早く良くなることを願って。次の熱い試合に期待したい。

reported by 今井雄一朗

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ