赤鯱新報

【名古屋vs京都】レビュー:驚きの大勝に引き締まる次戦への想い。この経験則こそ、冷静に次へとつなぐべき。

■YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦
6月4日(土)名古屋 6-1 京都(16:03KICK OFF/CS港/5,234人)
得点者:15’稲垣祥(名古屋)49’稲垣祥(名古屋)58’山﨑凌吾(京都)63’丸山祐市(名古屋)73’マテウスカストロ(名古屋)81’マテウスカストロ(名古屋)90+2’相馬勇紀(名古屋)
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これはちょっと予想外のスコアだった。すべては勇敢なる京都が演出した流れではあったが、決定力不足を嘆き続けてきたチームが抜け目なく重ねた6得点は、今後に生かせる経験則として非常に大きい。前半で退場者を出した相手に対し、ハーフタイムに出た指示は「空いている場所をうまく使おう」。1-0でスコアを凍らせることも選択肢にはあった京都だが、彼らが選んだのは前進だった。11人対10人の真っ向勝負はどちらに転ぶかわからない印象をピッチ内に漂わせはしたものの、この日は名古屋の迫力が上回った。

マテウスが述懐したように、良い入り方が名古屋の動きを円滑に流していった試合である。

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