赤鯱新報

【清水vs名古屋】レビュー:今季初の連勝は劇的に過ぎて。名古屋の好循環は、さらに確信めいたものに。

■明治安田生命J1リーグ 第14節
5月21日(土)清水 1-2 名古屋(14:03KICK OFF/アイスタ/11,155人)
得点者:22’酒井宣福(名古屋)72’チアゴサンタナ(清水)90+4’相馬勇紀(名古屋)
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ストライカーが決めればチームがさらに乗ってくる。指揮官の言葉は本当だった。と、思わざるを得ない劇的な勝利だ。先制するも追いつかれ、なお劣勢が続く中では勝点1を保持する気持ちも強まるが、それでも名古屋は前に出た。「もう1点行くぞというのはチームとしてもあって」。藤井陽也の証言は、食い下がる相手を突き放すことができた成功体験と相まって、多くの意味を持つに至る。追いつかれたのは余分と言えば余分でも、前に出ることで得た勝利は、彼らの望むところだったからだ。

名古屋の戦い方は日に日に確信を増し続けている。

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