赤鯱新報

【FC東京vs名古屋】プレビュー:整ってきたチームで挑む指揮官の古巣対戦。ピッチの闘争を制し、“僅差の戦い”を引き寄せよ。

■明治安田生命J1リーグ 第2節
4月20日(水)FC東京vs名古屋(19:00KICK OFF/味スタ)
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古巣への想いは燃え盛る赤ではなく、静かに高温を保つ青白き炎のようだった。当然、清水からG大阪、そして東京を経てきたキャリアの中では幾度となく聞かれてきた質問だったこともあるだろう。「嫌なチームだと思います」と苦笑いにも似た笑みを浮かべた長谷川健太監督は、昨季まで自分のホームだったスタジアムに乗り込むにあたり、周囲の期待感を老練に受け流した。重要なのは「締まったゲーム」を繰り返し、より力強さをもって勝利を奪うこと。布陣変更という刺激が功を奏したチームは鹿島という強敵とのマッチアップにも手応えを得つつ、次なる難局へと歩を進める。

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