赤鯱新報

「簡単ではないとは思いますが、やはりチャンスを決めきるところを選手には求めていきたいです」長谷川健太監督試合前記者会見の様子

○長谷川健太監督
Q:前節は結果は残念でしたが決定機はあり、良い攻撃も多かったです。そうした決定機の質について、より良いチャンスにしていくために考えていることは?
「サッカーではゴールが一番難しいプレーというか、作業だと思っています。簡単ではないとは思いますが、やはりチャンスを決めきるところを選手には求めていきたいです。前回も話しましたが、選手たちもトレーニングはしてくれていますので、あとは本当にその数を増やす部分と最後の質では個人の意識をもっと高めてもらいたいなと。やはり失点シーンばかりがクローズアップされますが、得点の部分でのチャンスも全体でしっかりつないでと。仙頭の立ち上がりの決定機などはしっかりビルドアップしながらチャンスを作れていますので、ああいうみんながつないできたボールを決めきる、というところにこだわって、前線の選手にはプレーしてほしいと思います。失点シーンにしても、会見でも言いましたがまだまだ出し切れていない部分があると思います。やることをやって、それで取られるなら仕方がないと思いますが、まだまだ出し切れてないともいますので、次の湘南戦では本当に両ゴール前、というところまで来てると思います。しっかりと最後のところで決めきる、体を張って何とか守る、ということを体現しなければいけないと思っています」

Q:ボールを奪う部分にしても、もう少しタイミングが合えば、意識が揃えば奪える場面も多いと思います。そこを合わせていく、改善していくためにはどんなことをしていきますか。
「まあ、改善が先か結果が先かというところもあると思います。結果が出てくれば自然とそういった質も上がっていくと思いますが、今は上手くいかない時間帯であったりとか、そういう状況を許容しながら、しっかりと我慢強く戦おうということをやっていくしかないと思っています」

(残り 4131文字/全文: 4905文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ