赤鯱新報

【名古屋vs鳥栖】レビュー:挑みきった90分に見えた尽きぬ課題と大きな収穫。退かぬ熱戦は1-1の痛み分けに。

■明治安田生命J1リーグ 第3節
3月6日(日)名古屋 1-1 鳥栖(14:03KICK OFF/豊田ス/11,055人)
得点者:2’オウンゴール(名古屋)30’福田晃斗(鳥栖)
———–
先制点を得てのドローだけに、手応えと悔しさは相半ばといったところか。アウェイの鳥栖に持ち味を存分に発揮された部分については反省点も山積みだろうが、その戦いを強いられてなお負けず、かつ自分たちの表現にも注力できたところは評価もできるだろう。だからこそ勝点3を得られなかったことは彼らの力がまだ不足していることの証左でもあり、それを伸びしろと取るか問題点と取るかもまた見る人次第。間違いないのはリーグとカップの開幕戦で見せた激しくも前に出て行くサッカーへのトライは具現化できたことで、長谷川健太監督の「これからも精進していきたい」という台詞は水曜の「完敗」から大きく前進の感も漂った。

アクシデンタルな立ち上がりだった。

(残り 3387文字/全文: 3789文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ