赤鯱新報

【2021シーズンレビュー】過酷なる1年、55試合の“ハードワーク”

AFCチャンピオンズリーグに出場する、つまり日本を代表して戦うという意味を、いろいろな意味で思い出した1年だった。公式戦は4大会で計55試合。前年の38試合に比べて一挙17試合の増であり、2009年の57試合に次ぐ多忙なシーズンに選手たちは多くのものを犠牲にしながら戦っていた。未だコロナ禍と呼ばれる特殊な環境、状況も続くなかで、タフでしぶとい名古屋グランパスの選手たちはどのような歩みを見せてきたのか。いま一度、疾風怒濤の1年間を振り返る。

煌びやかに見えた“大型補強”とともに始まった1年は、その印象とは正反対の泥臭さに満ちた死闘の感をもって終了の時を迎えた。

(残り 6004文字/全文: 6285文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ