【名古屋vs清水】レビュー: 互いにスペシャルなゴールでドロー決着。勝点1の意味は次戦の戦いにこそ反映される。
■明治安田生命J1リーグ 第27節
8月29日(日)名古屋 1-1 清水(18:03KICK OFF/豊田ス/12,424人)
得点者:57’前田直輝(名古屋)74’チアゴサンタナ(清水)
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プランが崩れたわけではなく、かと言って崩されきったわけでもない。悔やむべきは先制しながら同点に追いつかれてしまったことのみで、それも相手のシュートを褒めるべき要素が多分にあるから焦点はぼやけていく。名古屋は上手く戦い、上手く修正をし、抜け目なく得点を奪ったが詰めが甘かった。それまでの26試合で17度の無失点試合を記録してきたチームにしてみれば、試合運びの評点はやや厳しめに見たくなる。正直に言えば、リードを維持できないことが、“名古屋だってリードを守りきれないこともある”という感想を抱かせてしまうことには逆の凄みを感じ、だからこそもったいなかったという感覚がじわじわと大きくなっていく。
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