赤鯱新報

【名古屋vsRMP】レビュー:深まり続ける“名古屋の試合”の理解度。ラチャブリの意地を地力で跳ねのけ連勝と首位をキープ。

■AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD4
7月1日(木)名古屋 3-0 RMP(23:01KICK OFF/ラジャマンガラ)
得点者:51’マテウス(名古屋)73’柿谷曜一朗(名古屋)79’山﨑凌吾(名古屋)
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スコアほど大差のついた内容にはできなかったが、きっちり勝つのがいかにも名古屋らしい。4試合連続の無失点は多分にランゲラックの手柄が大きく、ともすればこの4試合で最も冷や汗をかいたところもあった。ラチャブリは良い意味で開き直ったような思いきりの良さに溢れ、それ故に決して低くはない個人能力がタイの芝の上に映えた。主力を温存して前半をスコアレスで折り返したそのパフォーマンスには確かな意思疎通とチームの意地が見え、それ故に名古屋はやや圧されるような場面もつくってしまった。圧倒を印象付けるスタッツを鵜呑みにしてはいけない。しっかりと正面からぶつかり合い、勝負の際を制したのが名古屋だったというのが、今節の正直な感想である。

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