赤鯱新報

【名古屋vs横浜FM】プレビュー:確固たるスタイルの正面衝突に激戦は必至。王者の攻撃力を反攻への推進力に変えられるか。

■明治安田生命J1リーグ第15節
9月9日(水)名古屋vs横浜FM(18:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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火花散る一戦の予感、あるいは期待を抱かずにはいられないゲームだ。公式戦で2試合連続敗戦を喫している名古屋だが、フィッカデンティ監督にとってはシーズンの流れの一つに過ぎず、反省はするが大きな問題が発生しているとは捉えていない。結果は重視するが、結果によってチームの状態や試合内容の判別を狂わされることなく、冷静にフラットに、そしてこのチームが進むべき道を見誤らないよう注視を怠らず、その上で名古屋はリーグの上位争いをしているチームなのだと断言する。選手への信頼度、チームへの信頼度は揺らがず、それ故に昨日は是々非々の報道の“非々”の方に対して気色ばんだ。改めてこのイタリア人指揮官は、サッカーと現在は名古屋グランパスに、全てを傾けているのだと感じた。だからこそ、王者との戦いが白熱しないわけがない。

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