赤鯱新報

しばらく見ない間にチームは相互理解を深めた様子。「ピリッとした空間と、楽しみながらやる時とをチーム全体で共有して、こういう期間を大切にしたい」(吉田豊)【3/11練習レポート】

粛々とやるべきことをやる。フィッカデンティ監督が18日再開へ向けて定めたチームの指針は、再延期が決定的となっても揺らぐことはなかった。「トレーニングとして今やれることをやっておいて、日程が出た時にその時のベストを尽くすという準備をすること以外にない」。不確定要素に対してあれこれ考えるのではなく、現実としてあるものに対して全力を注ぐ考え方は公式戦が行われていた序盤に限らず、プレシーズンから指揮官が貫いてきた一つの哲学でもあった。そしてこの日、久々に公開された練習を見るに、その思いはチームに共有されていることもしっかりと確認できた。

リラックスした雰囲気の練習の始まり。先頭をこの3人が走る流れも日常の風景になってきた。

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