【赤鯱短信】さらなる攻めの姿勢を見せる三十路のシーズン。チームを救い、支える吉田豊の職人気質。
もはや職人の佇まいである。プロ13年目、リーグ開幕戦を前にして三十路に入った吉田豊はプレーも言葉にも何とも言えない味がある。昨季の終盤からはヘアスタイルも慣れ親しんだ五厘刈りに戻し、奇しくもフィッカデンティ監督の下で評価を高めた鳥栖時代の風貌で新たなシーズンは戦うことになった。ちょっといかつい外見に秘めた懐の深さもまた、昭和の職人肌を思わせるのは筆者も年齢をとったということか。吉田豊はれっきとした平成生まれである。
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