赤鯱新報

【2019シーズン全選手レビュー】深堀隼平:己を探し、磨くことに徹した1年の旅路。そして若者は再び、修行の道へと。

37 FW 深堀隼平
リーグ戦2試合10分出場

ポルトガルから戻り、今度は水戸へ。名古屋はこの若いストライカーがかわいいからこそ、あちこち旅をさせようと画策しているのだろうか。夏の復帰後のトレーニングを見ていても、やはりシュートの上手さは目立っている。武器としてきたスピードも衰えておらず、最終ラインとの駆け引きも相変わらずの執拗さがある。だが、殻を破り切れない。その潜在能力にはまだ伸びしろがあると思う。それだけに自身も周囲にとっても、不完全燃焼の感が拭えないのが2019年の深堀隼平だった。

赤﨑秀平が背負った32番は、ギリギリまで昨季までつけていた深堀の番号だったと聞く。

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