赤鯱新報

【2019シーズン全選手レビュー】成瀬竣平:ケガに阻まれた昇格1年目。来季はたくましさを増し、勇躍のシーズンへ。

33 DF 成瀬竣平
リーグ戦1試合45分出場
カップ戦1試合57分出場

実のところを言えば、同期の藤井陽也よりも早くリーグ戦デビューすると思っていた。2種登録だった昨季の時点で、風間前監督の独特のスタイルへの親和性を見せていたのが成瀬竣平だったからだ。小柄だがクイックネスがあり、ドリブルが持ち味の一つである上に体力面にも自信を持つ。そしてU-18時代は“守備的サイドハーフ”と呼ばれていたように、ディフェンスのタスクで頑張れるメンタリティーを持っている。タイプそのものは異なるが、和泉竜司のようなパフォーマンスに期待できることから、前監督の好みの選手であると思っていた。サイドバックもこなせるユーティリティ性も、その要素の一つに数えられた。

今季のチーム始動からの動きも良く、意気揚々と開幕へ向けたポジション争いをしていた成瀬だったが、神様は時に厳しい試練を若者に課す。

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