【赤鯱短信】5ヵ月かけて整った準備。米本拓司は地元で“伝家の宝刀”を抜くか。
チームとしてやるべきことははっきりしていても、それが個人の課題と共通かと言えばそうとは限らない。全員がストライカーであるという心得をもって戦う名古屋の課題はいつだって得点機を仕留めきること。守備においては同じ意味での水を漏らさないこと、という金言があるが、サッカーの局面がそれだけではないことは改めて言うまでもない。この二つの大テーマは起きている現象を突き詰めていった先の最小公約数であり、それぞれの選手たちが個別に感じるもの、その言語化されたものにはやはり様々な色がついている。例えば米本拓司のそれは現実的であり理想を語るものでもあり、ピッチ上で渦巻く選手たちの本音を表しているようでもある。
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