【大分vs名古屋】プレビュー:“エラー”の後こそ果敢なトライを。その挑戦は名古屋に再び風を起こす。
■YBCルヴァンカップ 第4節
4月24日(水)大分vs名古屋(19:00KICK OFF/昭和電ド)
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トライ&エラーは繰り返してこそ意味がある。エラーを起こしたそのままでは、ただただ停滞しているだけだ。ルヴァンカップを戦う“カップ戦メンバー”は前節、システムを「11」にできずに完敗を喫した。このエラーを教訓にして次のトライに取り組むということが、大分に乗り込んで真っ先にすべきことになる。グループリーグはここから再戦が始まり、一度戦った相手をどう料理するかという意味でも経験は生かさねばならない。公式戦に簡単な試合などないが、どれだけ楽に、どれだけ優位に試合を進めることができるかは自分たち次第である。
しかしカップ戦でそれが難しくなるのは、都度メンバーが変わるからでもある。上手くいっていればほぼ固定されるリーグ戦のラインアップと違い、いろいろな理由で選手の構成が変わるのがリーグカップの宿命だ。負傷はもちろん、パフォーマンスが良ければリーグ戦でも試され、そこでも良ければ“昇格”も待っている。今季の名古屋においては長谷川アーリアジャスールがその好例で、ルヴァンカップでの2試合の好プレーから今やリーグ戦のスタメンを張る存在に成り上がってみせた。好不調の波も選手にはつきものであり、大分との今節でもチーム構成はまた変化する可能性が持ち上がってきている。
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