【赤鯱短信】真の意味で始まったプロフェッショナルとしての道。菅原由勢が求める、取り返す場所とは。
いよいよ本格的な勝負が始まる。菅原由勢は2月28日に高校を無事卒業し、晴れて名実ともにプロサッカー選手としての日々をスタートさせた。もちろん昨季のうちにプロA契約をしている選手なので既にその立場にはあったわけだが、学業との両立は必須であり一つの義務でもあった。このプレシーズンにしても学校を優先することも多く、タイキャンプは不参加、名古屋に帰ってきてからも練習に出られない日は何日もあった。「遅れて入った分、今はそれを取り戻さないと」と言う口ぶりからは、“高卒新人”ならではの悩みが見え隠れする。
だが、ここからは何も気にすることはない。心から求めていたサッカー漬けの毎日を送れるのだ。「学校が余計なことだったなんて思わないですけど、サッカーに集中できるようにはなりました」と語る菅原は、その解放感を彼らしい言葉で表現する。
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