赤鯱新報

【名古屋vs札幌】レビュー:攻めのチームが“待った”が故に生まれた敗因。やはり名古屋は攻め続けるしかない。

■明治安田生命J1リーグ第17節
10月28日(日)名古屋 1-2 札幌(15:03KICK OFF/パロ瑞穂/17,400人)
得点者:8’ジェイ(札幌)25’ジョー(名古屋)42’ジェイ(札幌)
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何とも難解な敗戦になった。負けても順位に変動はなく、2試合多かった未消化試合が一つ減ったのみ。次節の出場停止選手がひとり生まれ、しかし彼らは10人でも十分に上位チームを相手にゴールを狙い続けた。札幌が最後まで試合を決定づける3点目を奪いに来たことで、ゲームが常にオープンな展開を維持していたという幸運もあったが、それでも一人少ないチームが相手ゴール前に脅威を生み続けたのは事実だ。しかし金井貢史の言う通り、「勝てなかったのがすべて」でもある。選手を大いに悩ませたこの日のレフリングも含め、何とも言えない曖昧な感覚が支配したこの日の戦いは、名古屋に何を投げかけるものなのだろうか。

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