【赤鯱短信】助っ人としての責任感がゆえに。ネットはいくつもの“敵”と闘う。
本人以上に見ている方がもどかしい。エドゥアルド ネットの最近のプレーについては、もはや言わずもがなではないだろうか。ボールをほとんど失うことがなく、DFラインから預けられたボールをいとも簡単に前線へと送り込む。主たる選手としての特徴はそうしたいわゆる“レジスタ”の部分にあるが、鳥栖戦で見せた和泉竜司へのアシストのように、前線でも仕事ができるから凄みは増す。セットプレーのターゲットにもなれるサイズがありながら、そのテクニックはあくまで繊細だ。広島戦での負傷がなければこの6連勝にもっと華が添えられたのだろうと思うと、何とも残念な限りである。
それでも随所に面白さを見せてくれるのが、彼を“クラッキ”と呼びたくなる所以である。
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