【赤鯱短信】青木亮太、静かなる復帰。誓う“違う感覚”でのプレーに高まる期待。
「もちろん来週からの試合に絡んでいきたいけど、もうリハビリには戻りたくないというのが一番です」
偽らざる本音である。この2か月近くあった中断期間を、ほぼ治療とリハビリに費やすことになったのだから無理もない。チームメイトは新任のフィジカルコーチの下で肉体改造に励み、動きの質をじわじわと変えてきている。八反田康平などはてきめんに効果の出た選手で、素晴らしいパフォーマンスを日々見せて、リーグ戦での出番を得ようと必死にアピール中だ。そうしたチームの流れのなかで、7月8日に全体練習に戻ったばかりの青木亮太にとって、現状は何とも芳しくない。だが、焦って来た道をまた戻ることだけは絶対に避けたい。表情には出さないが、青木は復帰の喜びと再発防止の緊張感との板挟みに、日々複雑な思いを抱えている。
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