赤鯱新報

【FC東京vs名古屋】プレビュー:試される名古屋の“本気度”。技術の追求、内容の追求とともに、今こそ勝利の追求を。

■明治安田生命J1リーグ第11節
4月28日(土)FC東京vs名古屋(15:00KICK OFF/味スタ)
———-
風間八宏監督は周囲から先のことについて問われるとよくこんな言い方をする。「次の試合で一気に何勝もできない。1試合でできるのは1勝だけ」と。だがその次の1勝を追いかけて既に2ヵ月が経とうとしている。トライ&エラーはどんなチームにも必要なもので、その取り組みこそが成長や結果を生むのは理解できる。だが現状の名古屋はトライの有意義さに対して、エラーした時のリスクが大きすぎるのかもしれない。1-0はまだわからない、2-0もまだセーフティリードではない、2-1は一番怖いスコアとすら言われる。しかし3点入れば試合はほぼ決まったとも言われる。そして結果として名古屋はこの連敗の中で、5度も3失点を喫している。だから守れと言うわけではない。攻撃的な自分たちを自覚するからこそ、どうやって相手の攻撃を無力化するかに、名古屋は本気で取り組まなければいけない時期に来ているということだ。誤解を恐れずに言えば、ここはJ2ではない。

(残り 2300文字/全文: 2766文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ