赤鯱新報

【J2の手引き】第7回:荻晃太「事前のスカウティングと違うことが主流になるかもしれない」

2016年、まさかのJ2降格を喫した名古屋グランパスだが、クヨクヨしている暇はない。来季の戦い、準備は既に始まっており、一刻でも早くファイティングポーズを取ることが必要だ。しかしながら初のJ2リーグはまさに未知の領域。J1リーグと同じ気持ちや準備、想定では思わぬ痛手を被るかもしれない。

そこで頼りにしたいのが、経験者の言葉だ。「J1とJ2は何が違うのか?」。この質問に対する彼らの返答は、共通点も多いがそれぞれの視点が絡み合って興味深いものとなった。J2リーグ初心者の名古屋に向けた、現役選手が語るJ2の手引き。タフなリーグ戦を戦う心の準備は、できているか――。

今オフの契約交渉についての取材の中で、「真逆の環境でやることの楽しさをアナウンスしていきたい」と宣言していたのが、これまで甲府と神戸で計4シーズン、159試合に出場してきたベテランGKは、「ほとんどのシーズンがJ1昇格争いかJ1残留争い。大見栄切ることじゃないけど」と笑う。月刊グランでの人気連載を執筆する彼は多くを話さず、「あとはグランに書きます」とかわされてしまったので、詳しくはそちらへ。しかし少しの言葉の中にも、J2で勝っていくためのエッセンスはふんだんに盛り込まれていた。

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