赤鯱新報

【J2の手引き】第4回:古林将太「こちらの怖さを見せておかないと、怯まない」

2016年、まさかのJ2降格を喫した名古屋グランパスだが、クヨクヨしている暇はない。来季の戦い、準備は既に始まっており、一刻でも早くファイティングポーズを取ることが必要だ。しかしながら初のJ2リーグはまさに未知の領域。J1リーグと同じ気持ちや準備、想定では思わぬ痛手を被るかもしれない。

そこで頼りにしたいのが、経験者の言葉だ。「J1とJ2は何が違うのか?」。この質問に対する彼らの返答は、共通点も多いがそれぞれの視点が絡み合って興味深いものとなった。J2リーグ初心者の名古屋に向けた、現役選手が語るJ2の手引き。タフなリーグ戦を戦う心の準備は、できているか――。

2011年に武者修行として加わった群馬で、2012年、2014年は古巣湘南でJ2を戦っている古林将太はJ1とJ2の差を毎年のように体感してきた選手だ。彼がJ2のことを思い出すとき、そこには常にイケイケで強豪に立ち向かっていた自分の姿がフラッシュバックしている。古林のイメージするJ2は「ガムシャラ」「厄介」「頑張る」がキーワード。ここ数年、天皇杯を苦手としてきた名古屋にとっては、何ともタフな戦いが待っていそうだ。

「J2の選手はとにかく頑張る。ガツガツくるイメージです。

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