赤鯱新報

【クラブニュース】来季の新加入選手が早くも発表!大学サッカー界の逸材2名が名古屋へ。

チームが異例の3日連続での非公開練習に臨む中、クラブからは来季の新加入選手が発表された。今回発表されたのは大卒新人の2名。未曾有の危機に瀕するチームに、明るい話題が飛び込んだ。

加入が発表された一人目は国士舘大学のFW松本孝平だ。クラブのリリースによれば186cm、85㎏という堂々たる体格を誇るストライカーで、ヘディングの強さやポストプレーなど前線の起点になれる選手とのこと。今季は関東大学リーグでまだ3得点と振るわないが、昨年は19試合17得点で関東大学リーグ得点王に輝いている。その実績と潜在能力からJ数クラブによる争奪戦が繰り広げられてきたが、この度晴れて名古屋が射止めた格好だ。松本は加入発表にあたり、「サッカー選手という第一歩の夢を叶えてくれた名古屋グランパスというクラブに感謝し、全力でプレーしたいと思います。一日でも早くファン・サポーターの皆さんに認めていただけるよう、精一杯頑張ります」とコメント。シモビッチ、川又堅碁と実力派の大型ストライカーがひしめくチームで、どのような成長を見せてくれるか期待だ。


そしてもう一人は、つい先週末に名古屋の練習場を訪れ、中京大との練習試合にも出場した慶應義塾大学の宮地元貴だ。183cm、82㎏の骨太な体格はセンターバックとボランチでプレーが可能。今回の練習試合やプレシーズンに参加した沖縄キャンプでもボランチとしてプレーし、激しいコンタクトプレーと力強い空中戦、ボールを奪う執着心で際立った存在感を見せた。また高校年代は東京ヴェルディユースで過ごしたことからもわかるように、足元の技術にも優れ、後方からのシンプルなパス出しにもセンスが感じられる。慶應大ではキャプテンを務めており、リーダーシップも抜群。プレーとコーチングの両面で味方を鼓舞できるタイプは今のチームに少なく、加入後の成長が楽しみな選手と言える。

宮地は加入に際してのコメントも新人とは思えない内容で、「名古屋グランパスという歴史ある素晴らしいクラブでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせていただくことをこの上なく幸せに思います」と始まり、「先ずは残された大学生活でかけがえのない仲間と共に必ずや自分たちの目標を達成し、プロの世界という幼い頃からの夢に向かって日々邁進して参ります。私を支え、応援して下さる全ての方々、そして今は亡き最愛の父への感謝を胸に名古屋グランパスだけではなく、日本を代表する選手になります。名古屋の勝利の為、不退転の決意で闘います。ご声援宜しくお願い致します」と締めるコメント力の高さにも注目したい。

松本と宮地。いずれも今年の大学サッカー界屈指の逸材が名古屋を選んできてくれた。彼らの決断が間違ってなかったことを証明するためにも、彼らにJ1でのプロキャリアスタートをさせてあげるためにも、チームには一層の奮起を願いたいところだ。

■練習参加した時の宮地元貴選手(写真)

reported by 今井雄一朗

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