赤鯱新報

【高木義成通信員の岐阜通信】第2回:岐阜の“GKチーム”について

FC岐阜のGKチームの面々。左が常澤聡、真ん中がポープ・ウィリアム。偶然にもヴェルディ出身選手たちによるチームとなり、仲良くも緊張感のある毎日を過ごしている。

今回は岐阜での“GKチーム”のことを紹介しようかな。基本的には、偶然にも全員がヴェルディ出身選手になっちゃったので、勝手知ったるところはあるんだけど。

まずポープ・ウィリアム。ポープに関しては、アイツが小学生ぐらいの時に、トップチームでオレが試合に出ていたような感じで。だから小さい頃の写真の中には、オレと撮った写真があるくらい。そんな関係なんだよね。今年で22歳でまだ若い。アイツはマイペースなんだけど、それよりも根本的に変えないといけないところがあってさ…。オレが岐阜への移籍が決まってから、10人以上のヴェルディ関係者から「ポープを頼む!」って連絡が来たもんね。最初はハイハイ、って話を聞いていたんだけど、そのうち「オレ、ポープのために移籍するんじゃないよ!?」ってなったぐらい(笑)。まあ、もちろんアイツの可能性をみんな信じているから。練習していても、やっぱりシュートストップではポープは抜群に良いと思うよ。でもそれを試合でいかに出すかがアイツの課題なんだよね。ここからちょっとずつ自分のプレーの幅をというか、「自分はこうしていきたい」ということを考えていかないと、生き残れないぞって話は二人でしている。10年以上生き残っているキーパーって、そういう武器があるもんなんだよね。

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