赤鯱新報

【2015シーズン全選手レビュー】田中マルクス闘莉王:主将として頭と体をフル稼働。日本サッカー史に残るスーパーDF


■DF 4.田中マルクス闘莉王
頭と体をフル稼働させ、チームの形成と成長を願い続けた1年だったと思う。5月30日の1stステージ第14節・山形戦で右ハムストリングスを痛めた以外は今季の公式戦にほぼフルで出場。2ndステージ第9節のアウェイ広島戦ではゴール前の競り合いの際に相手選手の足の上に着地し左足首を強く捻ったが、何事もなかったかのように翌節の試合に出場した。また第14節・鳥栖戦は直前に高熱を出しながらも強行出場を志願。西野朗監督に「アイツはファイティングポーズをとっている」と起用に踏み切らせるなど、とにかく試合への執着心を見せた。ちなみに8月29日に負った左足首の負傷は、11月になっても「まだ痛い」というほど後を引くものだった。

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