【名古屋vs甲府】レビュー:2試合連続4得点でホーム最終2連戦を快勝締め! 名古屋がそのポテンシャルを解放し、甲府を圧倒した。
■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第16節
11月7日(土)名古屋 4-2 甲府(14:04KICK OFF/豊田ス/16,970人)
得点者:12’バレー(甲府)31’ノヴァコヴィッチ(名古屋)35’永井謙佑(名古屋)56’田口泰士(名古屋)74’ノヴァコヴィッチ(名古屋)90’+1下田北斗(甲府)
※公式記録(名古屋公式)
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よもやの2戦連続4得点である。しかも、前節は後半だけで4得点の逆転勝利だったが、今季ホーム最終戦となる今節は前後半それぞれ2得点ずつのバランスの良さ。先制されているため逆転勝利には違いないが、その内容はノヴァコヴィッチの言う通り、「このチームがやらなければいけないシステム、戦い方が見つかった」ような手応えのあるものだった。
名古屋に勝利の風を呼び込んだのは、二人の代表クラスのストライカーたちだった。立ち上がりはややミスが多く、甲府にペースをつかまれわずか12分で失点。矢田旭の何でもないパスミスから一気のカウンターで警戒していたバレーに強烈な先制パンチを浴びせられた。しかしそこから戦う気持ちに火が点いたか、ピッチの各所で名古屋が個のマッチアップを制圧しだす。16分にはコーナーキックから矢野貴章が惜しいヘディングシュートを放ち、25分には先制点の原因となった矢田が「挽回したくて攻撃的に前に」と果敢にプレーし決定機を演出。その勢いに圧されるように甲府のプレッシャーが弱まると、ゴールラッシュの幕が開けた。
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