赤鯱新報

【名古屋vs新潟】レビュー:後半だけで4得点の痛快な逆転勝利。復帰の永井が全得点に絡む大活躍を見せ、名古屋が3試合ぶりの勝点3で楢崎正剛の600試合を盛大に祝った。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第15節
10月24日(土)名古屋 4-2 新潟(14:04KICK OFF/パロ瑞穂/12,045人)
得点者:45′ 山崎亮平(新潟)、71′ 永井謙佑(名古屋)、74′ 田口泰士(名古屋)、78′ 指宿洋史(新潟)、85′ 川又堅碁(名古屋)、90+4′ 永井謙佑(名古屋)
公式記録(名古屋公式)
———-
パロマ瑞穂での今季最終戦で、またも爽快な逆転劇を見ることができた。ビハインドを背負って後半を迎えることになっても、なおハーフタイムのロッカーは勝利への意欲に満ち溢れていたという西野朗監督のコメントは、2ndステージ2節のG大阪戦を彷彿とさせるもの。新潟にとってはサッカーの怖さを思い知らされる試合展開は、いかにメンタルコントロール、メンタルコンディションが重要かを我々にも教えてくれた。

「一つ取られても二つ返せばいいでしょ」

田口泰士は前半終了間際という最悪のタイミングに失点したにも関わらず、チームがポジティブな思考を維持し続けていたことを語った。キックオフからの相手の攻撃を跳ね返し、そこからのカウンターで一気にシュートまで持ち込んだ前半は最高の入り方をしたものの、その後は失速。序盤は緩急と長短を使い分けたパスワークで新潟を押し込んだが、徐々にロングボールやクリアが増えていったことでつかみかけたリズムを自ら手放した。チャンスは作るもゴールに至らず、を繰り返すうちに布陣は前がかりになっていき、守備よりも攻撃の厚みを優先した結果は相手の先制点だ。

45分、田口がノヴァコヴィッチとの縦のワンツーでペナルティーエリアに侵入するも、リターンパスは合わず。ところがもう一枚のボランチ磯村亮太もチャンスとばかりに高い位置取りをしてしまい、DFラインから指宿洋史、山崎亮平とつながれドリブルシュートを沈められた。対応したDF一人と戻ってきた2枚のDFが揃ってきりきり舞いさせられたのは猛省が必要だが、その事態を招いた攻撃面での焦りとバランスの悪さもまた、大いに反省すべき点である。

だが、失点のショックよりも攻撃面での手応えが、この日の名古屋は大きかった。

(残り 1857文字/全文: 2754文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ