赤鯱新報

【クラブニュース】闘莉王、小川、田口が名古屋大学医学部付属病院の子供たちを慰問。

本日10月20日、田中マルクス闘莉王が毎年欠かさず行っている名古屋市内の病院に入院する子供たちへの慰問を行った。今回は名古屋大学医学部付属病院に入院中の19歳以下の子供たち約50人を訪ね、サイン入りのグッズなどを配るなどして交流した。闘莉王の病院慰問は今年で5度目となる。

今回、闘莉王が慰問に伴ったのは小川佳純と田口泰士。小川は1回目から同行しているが、田口は初めての参加だ。3選手はまず病室から出ることのできない児童を訪ねたのち、食堂に集まった13名の児童たちと対面。闘莉王は「闘莉王です。34歳、だいぶオッサンですね(笑)。こういったことを何年もやってきています。受け入れてくれる病院の方には感謝です。一つでも笑顔が見られたらいいと思っていますし、僕らはそこからパワーをもらえます」と挨拶。小川は「この慰問は4年目で、今回はこの病院になりました。お土産を持ってきたので、今日からファンになってください(笑)」と場を和ませ、名バイプレーヤーぶりをここでも発揮した。初参加の田口はややたどたどしくも「田口です。今日はちょっとの時間ですが、たくさん笑いあえればと思います」と満面の笑顔で話すなど、この催しを心の底から楽しんでいるようだった。

会はその後、記念品の贈呈が選手の手から一つ一つ行われ、渡す際には会話を交わしてコミュニケーション。ある子どもなどは小川から記念品を渡され笑顔を見せ、周囲の看護師が「珍しいね」と驚く一幕も。「一つでも笑顔が見られたら」という闘莉王の思いが実った瞬間だった。また患者の中には膝のけがで入院している男の子もおり、それを見た闘莉王が「ウチにも膝をケガしているのは多いな」と苦笑い。その患者に「尻を触りたい」と言われ「尻はやめとこうよ、変な感じになるから(笑)」と太ももを勧めたものの、結局尻も触られて逃げ出す場面もあった。

帰り際、闘莉王は「続けないといけない。心を打たれるよね。オレじゃなく、若い選手が自分たちで続けていってほしい。サッカーの考え方、人生の感じ方が変わるよ。自分たちの頑張りなんて大したことないと思える。甘いよ。この人たちの頑張りに少しでも近づくことができればと思う」と神妙な表情でコメント。小川も「普段の自分が健康にプレーできていることが、いかに幸せかを改めて考えさせられます。また来てあげたいと思うけど、ここにいることは彼らにとっていいことではないから、退院して元の生活をしてほしいです。笑顔を見ると、来たかいがあるなって思えますね」と優しく話した。
最後に闘莉王は「オレが一番楽しんでいるんだよ、オレが一番喜んでいるんだ」と締めた。素晴らしい時間を過ごした選手たちは、明日からのトレーニングにより一層気合いを込めて取り組んでくれるはずだ。

reported by 今井雄一朗

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